マイキング~基本的な考え方

防音スタジオでの録音でない、普通の生活環境の中での録音の場合
まず考え無くてはならないのが「雑音の混入を防ぐ」という点です。

一回、レコーダーを持って屋外で録音してみるとよく実感できるのですが
屋外や身の回りで録音する場合は何かしら常に音が鳴っています。

効果音素材としては多くの場合、目的以外の音が入らないほうが
後に加工してコンテンツに使いやすくなります。
(例えば、ドアを開ける音に車の通過音が混入してしまった場合は
音源は使いにくくなってしまいます。)

それを解決する方法は、単純ですが「マイクを音の出ているものに近づける」です。
音の出ているものに近づけば近づくほど、相対的に雑音成分を
小さくすることができます。

SN比(目的の音とノイズの比)がよくなるとも言ったりもします。

▼実運用
マイクやレコーダー、録音する音の種類にもよりますが20cmくらいまで
は近づけて録音して大丈夫な場合が多いです。


 
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